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血糖値スパイク、機能性低血糖とオーソモレキュラー

健康的な女性の写真

食後、急激に血糖値が上昇する血糖値スパイクや、精神疾患と間違えられることもある機能性低血糖。血糖値の急上昇を抑えたり、血糖値をコントロールすることが求められる、これらの症状に対して、予防や改善が期待できるオーソモレキュラーについて紹介しています。

参照元:銀座泰江内科クリニック公式サイト_高血糖の新常識「血糖値スパイク」https://www.ginza-ys-clinic.com/spike-check

参照元:トマト内科糖尿病高血圧甲状腺クリニック公式サイト_機能性低血糖https://tomatoclinic.jimdofree.com/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%80%A7%E4%BD%8E%E8%A1%80%E7%B3%96/

参照元:マリヤ・クリニック公式サイト_機能性低血糖とはhttps://mariyaclinic.com/contents/lbs/index.htm

参照元:ひめのともみクリニック公式サイト_機能性低血糖 http://www.himeno-clinic.com/teikettou/

参照元:満岡内科・循環器クリニック公式サイト_アンチエイジング・ドッグおよび自費診療_亜鉛のチカラ!! http://www.mitsuoka-clinic.or.jp/jp/anti_aging/AAtip/AAtip01_10/AAtip08-Zinc.html

血糖値スパイク、機能性低血糖とは?

空腹時の血糖値は正常なのに、食後1~2時間うちに急激に血糖値が上がる血糖値スパイク。健康診断では、空腹時に血糖値を測定するため、正常と判断され、放置されてしまうのですが、そのままにしておくと血管がダメージを受け、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、認知症、がんなどのリスクが高まるといわれています。

機能性低血糖は、血中のブドウ糖が不足することで、冷静な思考や判断ができなくなる状態で、うつやパニック障害などの精神疾患と間違えられることもあります。食事などで血糖値が上がると、症状が軽減するという特徴があります。

血糖値スパイク、機能性低血糖で心身に現れる症状の例

  • 血糖値スパイク:動機、頭痛、目のかすみ、空腹感、眠気
  • 機能性低血糖:疲労感、不眠、集中力の低下、神経過敏、不安感、恐怖感、イライラ感、食事後の眠気、目のチカチカ・頭痛

血糖値スパイク、機能性低血糖貧血に対してオーソモレキュラー療法で行われる検査

オーソモレキュラー療法によって、まずは詳しい血液検査を行います。60~70項目の血液検査によって得られたデータを詳しく栄養解析することで、顕著な異常はもちろん、隠れた異常を見つけることができ、その症状との関係性をはっきりさせます。

例えば、ASTやALT、ALPなどの数値が、従来の血液検査では異常なしと診断されていても、オーソモレキュラー療法における血液検査によって、ビタミンBや亜鉛が欠乏しているということが判明することもありますし、尿素窒素やクレアチニンの値が正常でも、アミノ酸が欠乏していることもあります。

血糖値スパイク、機能性低血糖に対してオーソモレキュラーで行われる処方

血液検査の結果、人間の身体が本来持っている自然治癒力を最大限発揮させるために必要な栄養素を導き出します。食事内容調整を行い、おもに自然界に存在する栄養素をベースに作られたサプリメントが処方されます。

オーソモレキュラー療法で処方されるのは、GMPとよばれる医薬品の製造に際して、その効果や安全性を確保するために設置された厳しい基準を満たした医療用のサプリメント。日本国内の工場でのみ生産され、医療現場での医師の使用に耐えうる高品質・高濃度・高純度のサプリメントです。

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引用元:株式会社MSS公式サイト https://www.mssco.jp/supplement/126/

体の中で、エネルギーづくりに関わっているコエンザイムQ10。そのエネルギーを作り続ける作用や抗酸化作用は、糖尿病などへの疾患に対しても臨床応用が期待されています。

参照元:株式会社MSS公式サイト_製品と品質_MSS DUO_コエンザイムQ10ミセル https://www.mssco.jp/supplement/126/

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引用元:株式会社MSS公式サイト https://www.mssco.jp/supplement/3908/

亜鉛は、300種類以上の酵素と関わっています。亜鉛はインスリンの構成成分でもあり、亜鉛が不足すると、インスリンの分泌が遅れ、血糖値が上昇するともいわれています。

参照元:株式会社MSS公式サイト_製品と品質_MSS DUO_亜鉛 https://www.mssco.jp/supplement/2082/

もっと詳しく…機能性低血糖症とは?

不安感・イライラ・気分の落ち込みといった、精神的な症状を伴う血糖調節異常が「機能性低血糖症」です。思考力や記憶力の低下が起こることもあります。

そもそも機能性低血糖症はなぜ起こるのか、どうやって治療していくのかを深掘りしてみましょう。

主な原因

機能性低血糖症の主な原因は、食物繊維が不足することで起こりがちな腸内環境の悪化や糖質の摂りすぎ、カフェインの過剰摂取、不規則な食生活などが挙げられます。

通常、私たちの体は糖質を摂取することで、血糖値の急上昇・急下降が起こります。血糖値を上げるために分泌されるホルモン(アドレナリン・グルカゴンなど)は、イライラや恐怖感など精神的に不安定な状態になりやすいものです。血糖値を下げるために分泌されるインスリンは、血糖値を下げることで眠気を感じたり集中力が低下したりといった状態を招きます。

血糖値が下がりすぎると今後は血糖値を上げようとして、甘い物が欲しくなり再び甘い物を摂取して血糖値が急上昇して…を繰り返すことになることも。血糖値の上昇・下降が続くと機能性低血糖症の症状が繰り返されることになり、心身ともにあまり良い状態とは言えません。

主な症状

身体的な症状:眠気、頭痛、動悸、冷や汗、集中力の低下、不眠、疲れやすい、倦怠感など

精神的な症状:不安感、イライラ、気分の落ち込み、感情を抑えられなくなるなど

主な治療方法

血糖調節異常による機能性低血糖症は、血糖値のコントロールがポイントになるため、食事療法がメインになります。

食事には食物繊維が豊富に含まれた「さつま芋」「こんにゃく」「玄米」などの量を増やすほか、糖質が少なく、タンパク質を多めにした献立が推奨されています。

また、GI値(食後の血糖値上昇度を表した指数)が低い食品もおすすめです。低GI食品には、日本そばやきのこ類、さつま芋、大豆などが挙げられます。

食事内容の見直しももちろんですが、食べる順番の工夫やゆっくりよく噛んで食べること、朝・昼・夕の3食しっかり食べることなども、機能性低血糖症の治療においては重要です。食物繊維を含んでいる食材や野菜などから口にするよう、医師や栄養管理士の指導に従って、正しい食生活を送れるように改善していきます。

もっと詳しく…血糖スパイクとは?

血糖値スパイクとは、空腹時の血糖値が正常であるにも関わらず、食後1〜2時間ほどの期間で急激に高血糖になる症状のことを指します。

空腹時の健康診断では正常と判断されることから放置されることが多く、気が付かない内に高血糖による血管のダメージが蓄積され、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞や脳出血、がんや認知症などのリスクが高まると言われています。

主な原因

血糖値スパイクの原因として、2つ挙げられます。

一つは、膵臓から出るインスリンの量が少ないか、インスリンの働きが十分ではない場合です。

2つ目は、肝臓や筋肉などの組織に取り込まれるはずのブドウ糖が、取り込まれることなく血液中に残留してしまう場合です。

これら2つの原因により、食後吸収されるはずだったブドウ糖が血液中に留まり、処理ができないことによって、食後の血糖値が急激に上がってしまい、血糖値スパイクが発生します。

主な症状

血糖値スパイクの症状として、食事前の血糖値が正常でありながら、食後の血糖値が140mg/dLと高血糖になってしまう点が挙げられます。

ちなみに、通常時の食後2時間の血糖値は140mg/dLと言われていますので、この値をオーバーしていたら血糖値スパイクの可能性があるでしょう。

そして、厄介なことに血糖値スパイクには自覚症状がほぼないのが現状です。

出てくる症状として、眠気やだるさ、頭痛などが挙げられます。

そのため、気がつく頃には糖尿病に進行していたといったケースが挙げられます。

主な治療方法

血糖値スパイクの治療法として、まずは予防・対策をすることが挙げられます。

まずは、よく噛んで食べることや食べる順番を工夫するなど、食事の面から見直してみましょう。

炭水化物から食べることや、炭水化物だけの食事は、血糖値スパイクのリスクを高めるとされています。

また、朝食を抜くことも血糖値を急激に上げてしまう原因になるため、なるべく避けるようにしましょう。

次に、毎日適度な運動をすることを心がけましょう。食後にすぐ座ってしまう方は血糖値スパイクのリスクが高まると言われています。

そのため、食後1時間後は軽くウォーキングをすることや、家事をするなど軽めの運動を取り入れましょう。

【東京】ニーズ別で選ぶ
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