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冷え性とは、体の末端を中心に体温が下がってしまう慢性的な症状です。ここでは、冷え性とオーソモレキュラー療法との関係について紹介します。
全国健康保険協会の「季節の健康情報」によると、冷え性とは手足の冷え、抵抗力の低下などを引き起こす症状と説明されています。
冷え性を招く原因はストレス・不規則な生活・きつい靴などによる血行不良が挙げられており、人によって原因が異なることにも注意が必要です。
冷え性の症状は、大きく分けて以下のような種類に分けられます。
手足などの末端が冷えると冷え性に気づきやすいものの、内臓が冷えている場合は血行不良に繋がりやすく自覚しにくい危険があります。人によっては冷えから肩こりや背中のこりを感じる、免疫力の低下で風邪をひきやすくなる、うつに似た症状に悩まされるケースもみられます。
冷え性の原因としては、加齢やホルモンバランスの影響など誰もが該当しやすい自然なものと、ストレスや姿勢の悪さ、不規則な生活など日々の行動や外部要因からもたらされるものとに分けられます。
なかでも一日1回以上必ず摂取する飲み物や食べ物については、体の内部で栄養素や水分として働き、循環や代謝に関わるために、冷え性の原因をつくりやすいとされています。知らないうちに冷え性を引き起こす食生活に陥っている可能性もあるため、ダイエットや偏食には特に注意しなければなりません。
日ごろから冷たいものをよく飲む人、運動不足の人、寒冷な環境や室内で暮らしている人なども冷え性にかかりやすいため、体を内外からしっかりと温めるように工夫をすることが大切です。
冷え性への対策として、オーソモレキュラー療法と呼ばれる栄養医学に基づいた治療を行うことができます。オーソモレキュラー療法の検査では、血液検査を行って60項目以上のポイントから血液の構成を調べ、不足している栄養素をチェックします。
オーソモレキュラー療法では、血液検査によって欠乏している栄養素を発見し、患者さんのそれぞれに適した冷え性への改善策を組み立てていく治療法です。食事とサプリメントを中心に、不足した栄養素を補いながら検査による分析を重ねます。
たとえば「ヘム鉄」「ミネラル類」「ビタミンB群」「ナイアシン」などが不足している20歳女性の例では、冷え改善のための栄養投与を6ヶ月にわたって行い、その後さらに血液検査を行って、まだ不足している「ヘム鉄」「ビタミンB群」「亜鉛」などを中心に投与しました。
オーソモレキュラーを行っているクリニックには、それぞれ独自のカラーがあります。東京でオーソモレキュラーの治療を受けたいと考えている人に、ニーズ別におすすめのクリニックをピックアップして紹介します。(2021年1月調査時点)
見えない不調まで探る診断と
納得して続けられる医療を提供
22,000円
(診断料・処方料、生活指導や食事指導も含む。血液検査、サプリメント代別途必要)
定期的検査で効果を追跡。
精神的症状の改善を目指す
28,600円
(診察料・栄養解析セット含む。栄養解析セットには、血液検査と栄養解析レポート、各種栄養医療サポート資料つき)
豊富な血液検査項目。
詳細な検査で健康美をサポート
28,600円
(ベーシック・胃粘膜・耐糖能・甲状腺・ホモシステイン尿検査を含む)
※【選定基準】「オーソモレキュラー 東京 クリニック」でGoogle検索した東京都内の上位15院のうち、検査を前提としない診療を行っているえなのさとクリニック、日本初の栄養療法(オーソモレキュラー療法)専門のみぞぐちクリニック、美容系のメニューが最も豊富なゆかスキンクリニックを選定しています。(2021年1月時点、編集部調べ)
※費用は2021年9月の情報です