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一般的な標準医療を受けていても原因がわからない、改善が見られない不調や症状があるとき、標準医療と併用したり、医師の指示のもとで行う代替的な療法のひとつとしてオーソモレキュラーがあります。オーソモレキュラーで予防や改善が期待できる症状について紹介しています。
病院を受診しても原因がわからない、改善が見られないという不調や症状の不定愁訴。更年期障害や自律神経失調症と診断されることもありますが、他の病気が原因となっていることもあるので注意が必要です。
更年期障害やPMS(月経前症候群)など、女性の不調は個人差が大きく、病院を受診しても原因がわからなかったり、改善が見られないということもあります。女性の不調にはホルモンバランスが大きく関わっているようです。
副腎は、50種類以上のホルモンを産生・分泌している臓器です。ストレスや食生活の乱れ、運動不足などによって、副腎の機能が低下すると、ホルモンバランスの乱れや慢性的な疲労、食欲不振などを引き起こすことがあります。
鉄欠乏性貧血は、貧血の中では数が多いため、健康診断の血液検査で判明できるのですが、隠れ貧血は見つけられません。しかし、オーソモレキュラー療法による血液検査なら、隠れ貧血も見つけ出すことができます。
空腹時の血糖値は正常なのに、食後、急激に血糖値が上がる血糖値スパイク。そのまま放置してしまうと、血管がダメージを受けて、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、認知症、がんなどのリスクが高まると考えられています。
休養しても睡眠をとっても回復しなかったり、6カ月以上、全身の疲労感や倦怠感が続いている慢性疲労。診断基準が設定されているにもかかわらず、その原因については、はっきりわからないことが多いようです。
慢性疼痛とは、原因がわからない痛みが3カ月以上続いていたり、ケガなど、原因がはっきりしているものの、そのケガなどが回復したにも関わらず、1カ月以上痛みが続いている状態をいいます。心因性のものと判断される場合もあるようです。
頭痛には大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛の2種類あり、それぞれ症状や原因が異なります。これらの違いや原因を理解し、適切に対処することで頭痛を防ぐことに繋がります。まずは自分の頭痛の種類から特定していきましょう。
通常25日〜38日周期と言われている整理周期。しかし、これらの周期が一週間以上ずれると生理不順と呼ばれます。生理不順かな、と思ったら、まずは自分でできる体調チェックや自分で出来る改善策をおこない、それでも改善が見られない場合は医療機関での診察を受けるようにしましょう。
体内に毒素を取り込んでしまい、心身共に様々な症状を引き起こすリーキーガット腸もれ症候群。日常的要因や悪玉菌増加による腸内環境の悪化が原因となると言われています。日頃の食生活の改善やストレスの少ない暮らし、そして腸内細菌の育成が改善のカギとされています。
食物アレルギーとして、原因食物を接種後、数時間経ってから症状が現れる延滞型アレルギーというものがあります。ゆっくり反応し症状が数週間以上続くこともあることから、原因物質の判断が難しいといった特徴を持っています。
低血糖には、糖尿病や投薬のせいでインスリンが過剰に分泌されてしまう低血糖と、食後に急激に上昇した血糖値が、ピークに達すると急激に低下することで起こる食後低血糖(反応性低血糖)があります。ここでは、そうした低血糖とその対処法としてのオーソモレキュラーを見ていきましょう。
SIBO(小腸内細菌増殖症)とは、何らかの原因で腸内細菌が過剰に増殖する病気です。腸内細菌が異常増殖すると、カロリー欠乏や腹部の膨張といった症状が現れます。このSIBO(小腸内細菌増殖症)に対しては、オーソモレキュラー療法による食事療法が有効です。
オーソモレキュラー治療は、不妊治療にも用いられることがあります。特定の栄養素が欠乏してくると、人体にはさまざまな影響が現れます。そうした影響を受けるのは卵巣、卵胞、卵子も同じなのでオーソモレキュラー治療の食事療法が有効なのです。
オーソモレキュラー治療は、発達障害である自閉症やアスペルガー症候群の治療法としても用いられることがあります。発達段階にある子供には、脳の栄養となる各種栄養素を十分に補給することがもっとも大切であるという考えのもとでアプローチしているのです。
不眠症の原因はさまざまですが、その中のひとつに眠りに関わるホルモンであるセロトニンとメラトニンの不足が挙げられます。これを栄養の面から解消するために、オーソモレキュラー療法が用いられることがあります。
冷え性はホルモンバランスの乱れやストレスなど、一人ひとりの加齢・ライフスタイルなどが原因で引き起こされると考えられています。オーソモレキュラー療法は、患者さんに不足している栄養素を補いながら血液検査を重ね、栄養による体調不良の改善効果をみながら治療を重ねていきます。食生活の乱れを整え、冷え性にもアプローチできる方法です。
認知症は物忘れや憂うつな気分など、脳の障害によってさまざまな症状をきたすトラブルです。認知症はいくつかのタイプに分けられますが、生活習慣病が原因となる「血管型認知症」は、普段の生活から生活習慣病を予防することが予防に繋がります。オーソモレキュラー療法は患者さんに不足している栄養素を直接補えるため、健康管理に役立ちます。
高脂血症(脂質異常症)とはLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やHDLコレステロール(善玉コレステロール)、中性脂肪の血中濃度の異常によって脂質の値が基準値を超えた状態のことです。動脈硬化を引き起こす原因とされ、放置しておけば、脳梗塞や心筋梗塞になる可能性も。オーソモレキュラー療法は、食事療法やサプリメント、運動・睡眠・ストレスを解消など、それぞれの患者さんに合った食事と生活習慣を見直してからだの調子を整えていきます。
特定の栄養が不足することによって体に不調が生じる新型栄養失調。その原因や、オーソモレキュラー療法によって期待できる高価を紹介します。
雨が降ったり急な寒暖差が発生した際に頭痛や肩こりが起きる気象病について詳しくまとめています。オーソモレキュラー療法によるアプローチも紹介。
悪性腫瘍へのアプローチ方法として、オーソモレキュラーを選択する場合もあります。血液検査で栄養状態を確認し、状態に合わせた食事指導を実施する方法です。良質なたんぱく質や脂質メインの食事に変え、高濃度ビタミンC点滴療法、必要なら手術療法や放射線療法を実施します。
生活習慣病とは生活習慣の乱れが発症や進行に関係する疾患群です。高血圧や脂質異常や糖尿病、がんなどがあげられます。偏食や運動不足、たばこやストレスなどが原因でとして考えられており、リスクを改善するにはバランスの良い食事や適度な運動などが期待できます。
アレルギー性鼻炎(花粉症)は「国民病」と称する人もいるほど、多くの方が悩まされている症状です。対症療法や根治療法が登場していますが、それらと併用してのオーソモレキュラーも選択肢の一つです。
オーソモレキュラーを行っているクリニックには、それぞれ独自のカラーがあります。東京でオーソモレキュラーの治療を受けたいと考えている人に、ニーズ別におすすめのクリニックをピックアップして紹介します。(2021年1月調査時点)
見えない不調まで探る診断と
納得して続けられる医療を提供
22,000円
(診断料・処方料、生活指導や食事指導も含む。血液検査、サプリメント代別途必要)
定期的検査で効果を追跡。
精神的症状の改善を目指す
28,600円
(診察料・栄養解析セット含む。栄養解析セットには、血液検査と栄養解析レポート、各種栄養医療サポート資料つき)
豊富な血液検査項目。
詳細な検査で健康美をサポート
28,600円
(ベーシック・胃粘膜・耐糖能・甲状腺・ホモシステイン尿検査を含む)
※【選定基準】「オーソモレキュラー 東京 クリニック」でGoogle検索した東京都内の上位15院のうち、検査を前提としない診療を行っているえなのさとクリニック、日本初の栄養療法(オーソモレキュラー療法)専門のみぞぐちクリニック、美容系のメニューが最も豊富なゆかスキンクリニックを選定しています。(2021年1月時点、編集部調べ)
※費用は2021年9月の情報です